ダメ絶対!ハンドメイド作家がアメブロを使うべきでない7つの理由
『ウェブ集客にはアメブロ!』という言葉に、あなたは騙されていませんか?
実は、アメブロを使ってもアクセス数は伸びませんし、それだけではなく多くの機会損失が発生しています。
なぜアメブロを使ってはいけないのか。
本当にウェブ集客をしたい人はなにを使えばいいのか。
このことについて考えていきたいと思います。
なぜウェブ集客にはアメブロという風潮が広まったのか
多くの人に見てもらえるようなブログに育てるための唯一の答えは、『役に立つ記事を書き続ける』以外にはありません。
けれども、最低でも100記事は書かないとアクセス数は増え始めませんので、多くの人はここで心が折れてしまい、記事を書くのを諦めてしまいます。
ここで、自称コンサルの人が登場します。
「アメブロなら簡単に集客ができる」
「記事投稿をがんばらなくても大丈夫」
「読者数を増やせばいい」
「他人の記事をいいねをすればいい」
「芸能人もみんな使っている」
「無料で使える」
簡単にできて、
有名人も使っていて、
アメブロの機能を使って、アクセス数が増えそうな気がするので、
努力をしたくない人は簡単に飛びつきます。
よく考えてみてください。
あなたは自分のアメブロの読者の人のブログを見に行きますか?
いいねしてくれた人のブログを見に行きますか?
答えは当然ノーですよね。
このような間違った努力をしてもアクセス数は絶対に増えません。
けれども、
「読者登録数が増えた」
「いいね数が増えた」
という、一見すると実績に見えるものが簡単にできるので、
アクセスの集まる記事の書き方を知らない自称コンサルの人にとって、アメーバブログはとても使いやすい営業ツールなのです。
ネット上には正しい情報だけではなく、投稿者の利益に繋げるためのウソの情報も数多くあり、きちんと見分ける力がとても大切です。
凍結・削除されてしまう可能性がある
ブログを登録する際に、規約の確認をする必要がありますが、あなたはこの規約をきちんと読んでいますか?
アメブロの禁止事項について一部抜粋をします。
第13条(禁止事項)
1.会員又は利用者は、本条第4項に定める行為又は内容・表現もしくはその恐れのある内容・表現を含む書き込みや投稿、メッセージの送信等(以下「送信等」と総称します)の禁止事項を行ってはならないものとします。2.会員又は利用者が、本条第4項に違反したと当社が判断した場合には、送信等をした内容の削除、本サービスの全部又は一部の利用停止、退会処分、その他当社が適切と判断する措置をとることができるものとします。
(4) 当社の承諾のない商業行為
②商業用の広告、宣伝を目的としたブログの作成(但し、当社が認めている範囲のもの及び当社タイアップ等は除く)
→2018年に商用利用可能になりました③当社が許可したものを除き、営利、非営利目的を問わず、物やサービスの売買、交換(それらの宣伝、告知、勧誘を含む)を目的とする情報の送信等(物品を販売し、又は契約を締結させることを目的とする無料セミナーの情報の送信等を含む)
ハンドメイドのウェブ集客目的でのアメブロ利用は、営利目的に該当しますので、
サイバーエージェントがあなたのブログは規約違反しているとして、突然アカウントの凍結やブログの削除をされてしまう可能性があります。
万が一、ブログを凍結・削除をされてしまった場合、あなたは泣き寝入りをする以外にできることは何もありません。仮に、お問い合わせセンター等にクレームを入れたしても、「規約違反のため凍結・削除しました。個別の理由については回答していません」と対応されるのが関の山です。
アメブロ等の無料ブログサービスを利用している限り、アカウントの凍結やブログの削除のリスクは常に存在しています。
独自ドメインが設定できない
全てのアメブロの記事に共通していますが、URL(=ドメイン)の先頭に『http://ameblo.jp/』と必ず入っており、独自ドメインの設定はすることができません。記事のバックアップを取っていたとしても、URLはアメブロのものですので、万が一、ブログが凍結・削除された場合、アクセスが集まっていたURLはあなたの手元に残りませんので、また1からこつこつとやり直すしかありません。
しかし、ライブドアブログやFC2ブログでは、有料になってしまいますが、独自ドメインを設定することができます。万が一、ブログが凍結・削除されたとしても、ドメインの所有権は自分にありますので、記事のバックアップさえ取っておけば、同じURLで記事を復活することができるので、立て直すことが可能になります。
勝手に広告が挿入されてしまう
記事の上部、記事の末尾、サイドバーなど、ブログの目立つ部分に勝手にアメブロの広告を入れられてしまうことも大きな問題点です。
アメブロ広告例ヘッダー
アメブロ広告例サイドバー
アメブロ広告例記事下
アメブロ広告例記事最後
アメブロ広告例フッター
どんなに頑張って記事を書き続けて、アクセスが集まったとしても、広告効果の高い部分をアメブロに押さえられてしまっているので、本来の得られるはずだった広告効果の20%程度しか、メリットを享受することができません。
カスタマイズできる範囲が狭い
アメブロでは自由にカスタマイズできるスペースは、
・ブログトップページ最新記事の上に文書を追加できるメッセージボード
・サイドバーに文章を追加できるフリースペース
の計2個所しかありません。
そのうえ、それぞれの場所に記述できる文字数は、メッセージボードは全角・半角10000文字以内、フリースペースは全角20000文字、半角40000文字以内と限定をされています。
一見、十分な文字数にも見えますが、情報を充実させようとしたり、キレイにするためにhtmlタグで記述をしたりすると、あっという間に文字数制限を超えてしまうので、サイト内の誘導を完璧にすることができません。
また、アメブロには禁止タグも多いために、成約に繋げるための動線作りも大きく制限をされてしまいます。
アメブロでの利用禁止タグ例
・html
・head
・body
・frame
・frameset
・iframe
・object
・param
・server
・javascript
・form
・input
・embed
・textarea
・script
・meta
・button
・option(フリースペース、自己紹介のみ禁止)
・title(自己紹介ではご利用になれます)
このようにとても多くのタグが禁止されているのがわかると思います。
スマホページのカスタマイズができない
メッセージボードやフリースペースはパソコンで閲覧するときにのみ表示され、スマホで見た場合は表示がされません。
全てのユーザーがパソコンでウェブサイトを見るのであれば問題はありませんが、現在ではスマートフォンの普及しており、多くのユーザーはスマホであなたのブログを見ますので、一番見てほしい宣伝部分をユーザーに見てもらうことができません。
アクセス数が水増し表示されている
「アクセスが増えた!」「アクセスが減った…」と、アメブロのアクセス解析を毎日見ていて、一喜一憂している方は多いかと思います。
アメブロのアクセス解析で集計される数の中には、人だけではなく、ロボットの数も集計されており、実際の数よりかは大きく水増しされていますので、一切アテにすることができません。
アメブロのアクセス解析画面
Googleが提供しているAnalyticsのアクセス解析画面
このままではわかりにくいので、比較しやすいようにグラフにまとめました。
いかがでしょうか?差が少ない日で3.6倍、ひどいときには11倍の差が生じており、アメブロの数値が大きく水増しされていることがわかります。
役に立たない数字を見ても仕方がありませんので、本当の数字を知りたい方は、アメブロのアクセス解析ではなく、Analyticsのアクセス解析サービスを利用するようにしましょう。
参考:
アクセス水増し疑惑で有名なアメブロにアクセス解析「GoogleAnalytics」を設置してみた。
www.gamitaka.com/analytics-ameblo.html
アメブロは検索が強いという嘘
アメブロのドメイン自体が強くて検索で上位表示されるというのは、yahooが独自の検索エンジンを採用していた2010年以前、確かにそのような時期もありました。ただ、現在のyahooは、Googleの検索エンジンを採用しており、アメブロだから検索に強いということはなくなりました。
それだけではありません。Googleの検索エンジンでは、検索結果ではドメインの多様性を優先するという考え方を採用しているので、同ドメインで表示される数は多くて3つ程度となっています。
アメブロ内では、あなたと同じハンドメイドの分野でブログを運営している人が数多くいますので、グーグルの検索結果に表示されるためには、まずはその人たちに勝たないといけません。あなたと同じ分野でアメブロをやっている人は一体何人いるんでしょうか…。
本気でウェブ集客したい人はワードプレス以外の選択肢はありません
ブログサービスを利用している限りは、アカウントの凍結やブログの削除というリスクから抜け出すことができません。
ですので、ワードプレスというサービスを使って、自分だけのブログ&ウェブサイトを作ってしまうことがおススメです。
wordpressの特徴1:ブログのように簡単更新することができる
今まで触れたことのない人には難しいものに思えるかもしれませんが、基本的な使い方はブログと一緒で、簡単に記事更新をしていくことができます。
wordpressの特徴2:デザインの数が豊富で簡単に変更できる
ブログサービスのブログデザインは、サービス提供している会社がつくるデザインしかありません。
けれどもワードプレスの場合は、世界中の人が使うサービスであり、世界中のデザイナーの人が制作をしていますので、デザインの数も質も段違いにあります。
wordpressの特徴3:様々な便利機能が簡単に追加することができる
世界中で使われているサービスですので、こんなことできたら便利だなという機能が、プラグインという形で、多くのものが無料で提供されています。
例えば、ちょっと勉強すれば、ECサイトも簡単に作ることができちゃいます。
wordpressの特徴4:アカウントの凍結やブログの削除がされない
自分ドメインを取得して、サーバーをレンタルしますので、ブログサービスに依存することなく、自分のサイトを作ることができます。
ですので、突然のアカウントの凍結やブログの削除といった、一番のリスクを回避することができます。
ワードプレスにかかる費用
ワードプレスでブログを運用をする場合、
ドメイン代:1,000円前後/年
サーバー代:3,000円~/年
で、計4,000円程度で自分だけのブログを持つことができます。
「無料で運営したい…」「難しそう…」という気持ちはわかりますが
本気でウェブ集客を考えているのであれば、ブログは財産です。
ある日突然、突然アカウントの凍結やブログの削除されるリスクを回避するために、
より一層の集客に繋げるために、
ワードプレスという選択肢をぜひ検討してみてください。
間違いなく、今よりもあなたのビジネスを発展させることができます。
参考:
初めてのWordPressで集客できるブログを作るまでの使い方まとめ
bazubu.com/category/wordpress
投稿者プロフィール

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メディアクリエイター。
単なるウェブサイト制作ではなく、クライアントの要望を整理し、サイト集客から成約までの動線づくりを一手に引き受ける。
過去に管理したウェブサイトのアクセス数合計が1億PVを超える、アクセスアップのプロフェッショナル。
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